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長距離トラックの車内はどうなっているのか?おすすめのアイテムも合わせて紹介- 株式会社ジャパン・リリーフ

  • トラックドライバー

「長距離トラックドライバーはどこで寝ているの?」
「休憩時間と睡眠時間はどのくらい?」
「長距離ドライバーにおすすめの利なアイテムを知りたい」
長距離ドライバーとしての仕事を探している方の中には、このような不明な点がある方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では長距離トラックの車内環境や睡眠スペースの広さ、ドライバーの休憩場所と休憩時間を始め、長距離ドライバーにおすすめのアイテムを紹介しています。

 

この記事を読むことで、自身がドライバーになった際に役立つ知識になるでしょう。

 

長距離トラックドライバーに興味がある人や、長距離トラックの車内環境が気になる人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

長距離トラック内のどこで休憩するのか

従来の長距離トラックであれば、運転席の後ろにフルキャブと呼ばれる休憩、睡眠スペースが設けられています。

 

運転席の後ろ側にスペースが設けられていない場合は、運転席の上に設置されている場合もあります。

長距離トラックの車内の特徴について

長距離トラックで移動する際は、休憩するスペースが必要になるため、通常のトラックとは異なる特徴を持っています。また、モニターも一般車とは異なる特徴があります。

 

ここからは、長距離トラックの車内にはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

睡眠スペースについて

小型トラックや大型トラックによって差はありますが、4tトラックの場合であれば、睡眠スペースは170cm〜180cmの人でも窮屈に感じない程度の寸法があります。

 

運転席の後ろに設置されている睡眠スペースであれば、室内の移動が楽にでき、料理やお弁当、飲み物をドライバー同士で共有することも可能です。しかし後方部は荷物に挟まれるため、整理整頓をしてもあまり広い空間は確保できません。

 

運転席の上に設置されている睡眠スペースであれば、幅や広さが十分確保されているため、2人交互に運転するトラックでも、相手を気にせずに仮眠を取れます。しかし夏は暑くなりやすく、雨音がうるさいというデメリットもあります。

 

ドライバーにとって寝床は使う頻度の高いスペースであるため、車用の掃除機を使ったり、水拭きをしたりするなどの清掃や掃除を行い、ほこりを取り除くことでさらに快適になるでしょう。

運転席について

長距離トラックの運転席の内装は、各メーターが見ただけで分かりやすいような仕様になっています。

 

長距離トラックのドライバーは長い距離を運転するため、疲れが溜まりやすいです。そのため、快適に運転できるようなシートで構成され、ドライバーの負担にならないように仕上がっています。

 

また運転時の衝撃も緩和されるような仕様になっており、視野が狭いことによる事故を防ぐために、通常車に比べ座席の位置が高いです。

長距離トラックドライバーの休憩場所と休息時間

長距離トラックの運転手は、主に道の駅や高速内のサービスエリア、道路の脇で休憩、車中泊をしています。場所によっては、広い駐車場が設けられている場所を活用しているでしょう。

 

中にはトイレやシャワールームを完備している道の駅やサービスエリアもあり、近くに温泉があればお風呂道具をレンタルし、ロッカーを利用して入浴することも可能です。

 

また、休憩時間に関しては特に決まりはありません。到着時刻までに届けさえすれば問題がないため、ドライバー自身で休憩時間を決められます。分単位で休憩時間を分けたり、時間単位で休憩時間をとったりすることも可能です。

 

しかし、届け先までの距離を考えて休憩時間を設定する必要があるため、明らかに長すぎる休憩は取れないと考えられます。

長距離ドライバーにおすすめのアイテム

長距離ドライバーの一日は、運転時間が長いため疲れが溜まりやすいです。そのため、ドライバーが快適に運転、休憩、気分転換ができるようなアイテムを揃えておく必要があります。

 

ここからはトラックに積んでおくと便利なアイテムを紹介しているため、参考にしてみてください。

カーナビ

カーナビがあると、スムーズに現地に到着できます。運転しながら見ることはできませんが、停車時に地図を広げるよりも電子的に確認した方が効率がいいでしょう。

 

また、見知らぬ土地を運転する場合は、どこを走ればいいのか分からなくなることもあります。走ったことのある道路でもあやふやな道もあるでしょう。そういった場合にカーナビでルートを確認すると安心して運転できます。

カーオーディオ

運転することが好きな人もいますが、ただひたすらに運転するだけでは楽しみを感じない人も中にはいるでしょう。そういったときには、音楽を聴きながら運転することで、テンションが上がり楽しく運転できます。

 

また、音楽でなくても、ラジオを聴くことで天候状況や道路の交通状況を確認できるため、オーディオは欠かせないアイテムでしょう。

インバーター

インバーターとは、エネルギーを有効に使うためにモーターの回転をコントロールする装置です。

 

長距離トラックで家電を使う場合は、電圧を変える必要があります。その際にインバーターを使うことで、長距離トラックでも家電製品を使うことが可能です。

ハンドルスピンナー

ハンドルスピンナーとは、ドアノブのような取っ手の形をしており、ハンドルに取り付けて使います。片手でも運転しやすくするアイテムです。

 

長距離トラックのドライバーのように長い距離を運転する場合は、ハンドルスピンナーを使用することで、運転による負担が軽減されます。

 

さまざまなデザインがあり、内装に合わせることもできるため、楽しく運転できる空間を作れるでしょう。

ハンズフリータイプのイヤホンマイク

ハンズフリーのイヤホンマイクであれば、運転時でも電話に対応できるため、ドライバーにとって重要なアイテムの1つです。

 

しかしいくらハンズフリーといえど気が散ってしまうこともあるため、運転時に使用する際はきちんと注意を払いましょう。

冷蔵庫

冷たいドリンクを飲むためには、冷蔵庫が必需品です。小型タイプであればトラックにも積めるため、いつでも冷たいドリンクが飲めます。

 

また、特に夏場は熱中症に気を付けなければなりません。こまめに水分補給をして、体調管理をする必要もあります。代用品としてクーラーボックスを使用してもいいでしょう。

電気ケトルや電気ポット

電気ケトルや電気ポットは、車内で温かいドリンクを飲むために必要なアイテムです。長い時間運転していて疲れが溜まったときに温かいドリンクを飲むことで、リラックスできるでしょう。

 

ドリンク類だけでなくインスタント食品も作れるため、トラックに積んでおくと便利です。

電気毛布や扇風機

電気毛布や扇風機は車内の温度管理をするために必要なアイテムです。冬場は寒く、夏場は暑いため、快適に車内で休憩をとるには寒さ対策、暑さ対策は欠かせません。

 

トラックにはたいていエアコンがついていますが、駐車スペースによってはアイドリングストップを呼びかけ、休憩時のエアコン使用によるエンジン可動を規制している地域もあるため、気毛布や扇風機を備えておくと便利でしょう。

 

出典:アイドリング・ストップ 駐停車時は必ずエンジン停止|東京都
参照:https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/2018/11/07.html

入浴道具

道の駅やサービスエリアによっては、温泉が備わっている場合や近くに温泉施設がある場合もあります。事前に入浴道具を準備しておくことで、新しく購入しなくても、温泉に入ることが可能です。

遮光カーテン

遮光カーテンは、外からの光を遮断し車内を暗くする効果や、車内の光を外に放出しない効果、遮熱効果があります。特に睡眠時は光を遮断することで、睡眠の質を上げられるでしょう。

 

また、夏は外からの熱の侵入を防ぎ、冬は車内からの熱の放出を防げます。

着替え

着替えを準備しておくことで荷下ろしの際に汗をかいたときやお風呂に入るときに、服の交換ができるため、体をきれいに保つことができます。駐車スペースの近くにコインランドリーがあれば、脱いだ服を洗うこともできるため匂いも気になりません。

 

汗をかいたまま同じ服を着ていると、体調不良になってしまったりするため、着替えは準備しておきましょう。

 

また、着替えをすることで気持ちをすっきりさせられるため、快適に運転できることにも繋がります。

DVDプレーヤー

オーディオと同じく、休憩時間のリラックスタイムに使用するアイテムです。好きなDVDを見ることで、疲れを癒すことができます。

 

DVDプレーヤーにはテレビも見られるタイプもあるため、使い勝手もいいです。

長距離トラックドライバーが運転する際に気を付けること

長距離トラックドライバーの連続運転可能時間は4時間が限界といわれており、連続運転時間が4時間を超えた場合は、最低でも30分の休憩をとらなければいけません。

 

しかし、一回の休憩で最低でも30分とらなければいけないわけではなく、4時間のうちに合計の休憩時間が30分になるように組み立てることもできます。

 

出典:トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント|厚生労働省 労働基準局
参照:https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/dl/040330-10.pdf

長距離トラックの車内を快適なものにしよう

長距離運送は、心身ともにリラックスさせるためのアイテムが必要になります。

 

この記事を参考にトラックの車内を自身が使いやすいようにしたり、体に負担がかかりにくいようにしたりと、可能な限り整えてみてはいかがでしょうか。