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運転代行の給与はどれくらい?向いている人の特徴やメリットについて解説

  • その他ドライバー

「運転代行ってどれくらいの給与なの?」
「運転代行になろうか迷っている。どんな人が向いている?」
このように、運転代行という仕事に興味を持っていても、どんな仕事なのかや給与の額などで不安や疑問があるという人も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、運転代行の仕事や向いているのはどんな人なのか、逆に向いていない人、運転代行の給与について紹介します。また、運転代行をすることのメリットやデメリットも紹介しているため、この記事を読むことで、運転代行の仕事に詳しくなれるでしょう。

 

自分が運転代行に向いているかどうかや、メリット・デメリット、給与などの面から、運転代行の仕事を選ぶべきかどうかの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

 

運転代行という仕事に興味があるけれど詳しくないという人や、運転代行を検討しているものの、なかなか決心がつかず迷っているという人は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。

運転代行の仕事の中身

「運転代行」とは、利用客が所有する車を運転して、利用客に指定された場所(多くは自宅)まで送るという仕事です。

 

運転代行は2人1組で行われるのが一般的です。車を運転して利用客のところまでいった後、1人が利用客を利用客の車に乗せて指定場所まで運転し、もう1人は乗ってきた車を運転して随伴します。

 

指定された場所まで運転し利用客を降ろしたら、随伴してきた車に乗り替えて2人とも帰るというのが運転代行の仕組みです。

 

タクシーを利用した場合、利用客は自宅まで送ってもらうことはできますが、乗ってきた車はその場に置いたままになります。

 

しかし、運転代行を利用すれば、利用客は自分自身と車の両方を自宅に送ってもらえます。

運転代行に向いているのはどんな人?

運転代行は、利用客からの連絡を受けて仕事を始めるため、利用客とのコミュニケーションが欠かせない仕事と言えるでしょう。

 

そして、運転代行の利用客の多くは、飲酒等の理由で自分自身で運転できなくなった人であるということは重要なポイントです。

 

これらの点を踏まえ、運転代行の仕事にはどんな人が向いているのか見ていきましょう。

夜更かしが苦痛にならない人

ほとんどの場合、運転代行の仕事は夜間に発生するため、夜更かしが苦痛にならない人や、普段から夜型生活に慣れている人に向いていると言えるでしょう。

 

運転代行の利用客の多くは、繁華街での飲酒などによって運転が困難になった人です。飲酒運転は道路交通法の第六十五条で禁じられているため、お酒を飲んでしまった人は自分で運転して帰ることはできません。

 

来るときは自分で運転してきたとしても、飲酒してしまった場合は、運転代行を利用して帰宅することになります。

 

必然的に、運転代行として呼ばれるのは夜となり、しかもお酒を飲んだ後の遅い時間帯であるということから、夜更かしが苦でない人が向いているでしょう。

 

出典:道路交通法 第六十五条|e-Gov法令検索サイト
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

物怖じしない性格の人

運転代行を利用する人の多くが飲酒した利用客であることから、物怖じせずに利用客とコミュニケーションが取れる性格の人に向いている仕事と言えるでしょう。

 

運転代行では酔った人を相手にするため、気の弱い性格の人では酔っ払いのトラブルに対応しにくいことがあります。そのため、相手が酔っ払いでも物怖じせず、しっかりトラブルに対応できる人であれば運転代行の仕事に向いているでしょう。

 

また、運転中に相手に不快な思いをさせないような、コミュニケーション能力の高い人も向いています。

代行運転に向いていないのはどんな人?

ここからは、運転代行に向いていない人の特徴について見ていきます。

 

運転代行になることを検討していても、以下の特徴を持つ人はこの仕事に向いていない可能性があるため、自分に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

普段から早寝早起きを心がけている人

運転代行を仕事にした場合、早寝早起きの生活を続けることは難しくなります。

 

前述のように、運転代行の仕事は、基本的に夜の繁華街で発生します。深夜までお酒を飲んだ利用客に呼ばれて仕事をすることが多く、深夜遅くあるいは明け方頃に仕事が終わることがほとんどです。

 

そのため、早寝早起きを維持することが難しくなり、生活スタイルを変える必要が出てくるなど、朝型生活を心がけている人には難しい仕事と言えるでしょう。

都会で生活を希望している人

運転代行という仕事は、車が生活に密着している地方で需要の高い仕事です。そのため、都会で生活することを希望している人も、運転代行の仕事には向かないでしょう。

 

都会でも車を所有している人はいますが、生活すること自体に車が必要な地方と比べると、その数はかなり少なくなります。

 

運転代行は、自分の車を運転できなくなった人の代わりに運転する仕事であるため、そもそも車を持っている人が少ない都会では仕事の需要は低くなります。

運転代行の給与は?

ここからは、運転代行の給与の詳細を見ていきましょう。ただし、運転代行の給与は地域によって差があるため、ここで紹介するのは大まかな額です。

 

地域によっては記事中の金額通りの給与ではない可能性があることと、保有する資格によっても給与額が変わってくることを念頭に置いたうえで参考にしてください。

運転代行の給与:正社員

正社員の場合、運転代行の給与は約380万円です。給与は、関東で高い傾向にあり、中部・北陸地方や近畿地方、九州・沖縄地方などでは給与額が下がる傾向にあります。

 

また、自分の車で通勤している人や女性、普通自動車免許の保有といった条件によっても変わってきます。

 

さらに、運転代行で利用客の車を運転するには普通第二種免許が必要であるため、こちらの免許があるかどうかも給与額に影響を与える可能性があるでしよう。

 

出典:道路交通法|e-Gov法令検索サイト
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

運転代行の給与:派遣社員

派遣社員で運転代行として働いた場合の給与は、時給で1,300円程度になるでしょう。正社員の給与と同じように、こちらも関東地方、とくに東京都での時給が高くなりやすく、他の地域では時給が低くなる傾向にあります。

 

また、普通第二種免許があるかどうかによっても時給額に影響する可能性があるでしょう。普通第二種免許があれば、そうでない場合に比べて時給が高くなります。

 

出典:道路交通法|e-Gov法令検索サイト
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

運転代行の給与:アルバイト・パート

運転代行で働くアルバイト・パートの給与は、時給で約900円~1,000円となっています。関東地域では時給が1,100円前後になりますが、他の地域では1,000円前後、900円台になることもあるでしょう。

 

アルバイト・パートの場合でも、第二種免許を取得していれば利用客の車を運転できるため、時給がアップする可能性があります。

 

出典:道路交通法|e-Gov法令検索サイト
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

運転代行のメリット

普段乗ったこともないような車を運転できる機会があるということは、運転代行の大きなメリットでしょう。

 

利用客の車を代行で運転する仕事のため、自分では所有できないような高級車であっても、運転する機会があります。

 

車が好きな人や色々な車を運転してみたいという人にとっては、嬉しいポイントと言えるでしょう。

運転代行のデメリット

深夜の運転がメインになることと、お酒に酔っている人が仕事相手となることで精神的にも体力的にも厳しい面があるということは、運転代行のデメリットでしょう。

 

運転代行の利用客の多くは、お酒を飲んで運転ができなくなった人です。少し飲んだ程度の人ならばそれほど問題はないでしょうが、酔っぱらって言葉が不明瞭になったり意識があいまいになったりしている利用客もいるため、その対応が大変な場合があります。

 

また、運転代行の仕事は基本的に夜に発生することから、運転する時間が深夜メインになることもデメリットでしょう。

運転代行に資格は必要?

運転代行の場合、利用客の車の運転や随伴する車の運転をしなければならないため、道路交通法第八十四条(運転免許)で定められている「運転免許」が必要です。

 

この運転免許には、「第一種免許」と「第二種免許」などの種類があります。第一種免許があれば随伴車の運転はできるため、運転代行の仕事に就くことは可能です。

 

ただし、第一種免許では利用客の車を運転することはできません。運転代行の仕事を希望するのであれば、第二種免許を取得しておくといいでしょう。

 

出典:道路交通法 第八十四条|e-Gov法令検索サイト
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

タクシー運転手と運転代行どちらがいい?

タクシー運転手と運転代行では仕事内容に大きな違いがあるため、どちらがいいとは言い切れません。「自分自身に向いているのはどちらか」ということで考えてみるとよいでしょう。

 

まず、タクシー運転手と運転代行では、勤務時間帯が大きな違いになります。タクシー運転手は朝・昼・夜の勤務ですが、運転代行は主に夜間の勤務です。

 

そのため、朝や昼に運転したい人や酔った利用客の相手をしたくないという人は、タクシー運転手が向いていると言えます。一方、色々な車を運転してみたい人や夜間の運転が苦にならない人にとっては運転代行が向いているでしょう。

 

また、日中は別な仕事をしたいという人の場合も、運転代行の方が向いています。

副業に運転代行をしてみよう

ここまで見てきたように、運転代行は夜型生活が得意な人に向いている仕事です。夜更かしが苦にならず車の運転が好きな人であれば、副業として検討してみることをおすすめします。

 

副業を検討している人は、本記事を参考に運転代行の副業をしてみてはいかがでしょうか。