すぐに実践できる道の覚え方とは?記憶力のために大切なことも紹介- 株式会社ジャパン・リリーフ
- 物流
「担当エリアが変更になって、知らないエリアを覚えなきゃいけない…」
「タクシードライバーになりたいけど、道を覚えるのが苦手…」
「道をすぐに覚えられるようになりたい!」
このように悩んだことはないでしょうか。新しい街や、知らない場所の道を覚えるのはとても難しいでしょう。
この記事では、すぐに実践できる道の覚え方に加え、記憶力の維持のために必要なことも紹介します。
この記事を読むことで、道の覚え方を知ることができ、効率よく仕事に取り組むことができるようになるでしょう。また、接客など他の仕事に手が回る余裕ができるようになります。
ドライバーになりたい方や物流関係でお仕事されている方は、ぜひチェックしてみてください。
すぐに実践できる道の覚え方
タクシードライバーや物流の配達員でも、初めのうちは誰でも担当エリアの道やルートについて全く知らない状態でしょう。しかし、道を覚えていなければ仕事がしづらくなるため、なるべく早く道を覚える必要があります。
ここでは、すぐに実践できる道の覚え方をいくつか紹介します。ぜひ、ご自分に合った方法を見つけて取り入れてみてください。
ナビや地図で予習する
担当するエリアについてあらかじめナビや地図を確認しておくことで予習になり、道を覚えやすくなります。地図は市販のものでも構いませんが、自分より前の担当者の方に描いてもらうのも1つの手です。
地図やナビを見るときは、細かい道を覚えるだけでなくエリアの全体像を捉えるように見ることをおすすめします。それによって、出発地から目的地までの位置関係や距離感を感覚的に覚えやすくなるでしょう。
道や交差点の名前から覚える
交差点や道路の名前は、信号機や交差点の端にある看板で確認できます。交差点名は周辺の町名や学校などの施設を表す名前がついている場合が多くあります。道路名は「国道〇〇線」以外にも、「〇〇通り」「〇〇街道」と名付けられている道路もあるでしょう。
はじめは名前を覚えるのに苦労する方も多いですが、自宅の近所など慣れ親しんだ土地から交差点や道路の名前を覚える癖をつけることをおすすめします。
建物や景色から覚える
特徴的な建物や景色で道を覚える方法もあります。担当しているエリアに1つしかないものやターミナル駅、大きな施設など特徴的な建物を見つけて、それらを目印にして道を覚えるようにしましょう。
道路名がない場合や地図では見づらい細い道などにも使える方法です。ただし、建物が建て替えられたり景色も変わってしまったり、昼間と夜間で見え方が違ったりもするため注意しましょう。
徒歩や自転車で走ってみる
車だけでなく、徒歩や自転車で覚えたい道を走ってみるのもおすすめの方法です。徒歩や自転車は車に比べてゆっくりと走ることができます。そのため、道の名前が書かれた看板や特徴的な建物をじっくり見られて、より覚えやすくなります。
また、車より小回りが良いため、小路に入ってみたり、抜け道を探してみたりすることも可能でしょう。
実際に運転してみる
一番早いのは、実際に運転してみて道を覚える方法です。慣れるまで繰り返し同じ道を運転してみることで記憶として定着します。
タクシードライバーの方であれば、流し営業をしながら重要な場所を回ってみましょう。特に、大きな駅やホテル、病院など専用乗り場がある施設までの道は、集客のためにも早めに覚えられるよう、繰り返し運転してみましょう。
走った道をナビや地図で復習する
カーナビや地図でその日に走った道を復習するのも道を覚えるためにおすすめです。初めて通った道や場所は、カーナビや地図で復習することで記憶に定着しやすくなります。また、同じ道をスムーズに運転できるようイメージトレーニングすることもおすすめです。
タクシードライバーにおすすめの道の覚え方
タクシーを利用するお客様はドライバーが完璧に道を覚えているものだと思っている方が多いでしょう。しかし、新人ドライバーの方や担当のエリアが変更になった方など、これから道を覚えなければならない場合もあります。
ここからは、早く効率的に道を覚えるための方法を紹介します。
初めはお客様に道を聞く
初めは、お客様に正直に道を知らない事を伝え、案内してもらうようお願いするのがおすすめです。道を知らない・わからないにもかかわらず、ナビや地図を頼りに運転した結果、遠回りをしてしまったという事態を避けるためにも、初めにお客様に聞いておくことが大切です。
道を覚える意識を常に持っておく
初めはまったくわからない道でも、何度も繰り返し走るうちに覚えられるようになります。しかし、何も考えずに走ってしまうとなかなか覚えられないという事態になりかねません。
道の名前や建物の位置関係など、常に道を覚えるための意識を持って運転することで早く道を覚えられるようになるでしょう。
走ったルートを復習する
その日走ったルートを復習のため繰り返し走ることでも道を覚えることができます。さらに自分の車で休日のドライブついでに、走ったことのあるルートを復習するのもおすすめです。
仕事中は、接客や道を間違えてはいけないというプレッシャーによって、なかなか覚えづらいということもあるでしょう。休日はそこから解放された状態で走ることができるため、地図やカーナビに気を取られず、周囲を見渡す余裕ができる事で道を覚えやすくなるでしょう。
最新のカーナビで効率よく覚える
紙の地図を使うと自分の位置や、方角を確認する手間がかかってしまいます。カーナビを使う事で、自分が今どこにいて、どこに向かっているのかという位置関係を把握できます。
カーナビでは道が覚えられないという意見もありますが、少ない頻度でその道を通る方にとってはカーナビでは道が覚えづらい可能性が高いです。しかし、何度も同じ道を繰り返すタクシードライバーの方にとってカーナビは効率よく覚えられる便利なツールだと言えます。
ただし、カーナビの操作に集中しすぎてしまうと事故の原因になるため注意しましょう。
記憶力の為には「食」も大切
道を覚えるための記憶力を低下させないためには、食べ物にも気をつけましょう。特に、忙しいからといって朝ごはんを抜いてしまうと、脳のエネルギー不足のために記憶力や集中力が低下してしまいます。そのため、朝ごはんは食べるようにしましょう。
さらに、朝ごはんにはパンよりお米がおすすめです。脳のエネルギー源はブドウ糖です。お米は血糖値をなだらかにあげて長時間維持できるため安定してブドウ糖を供給できます。効率的に道を覚えるためにも、朝ごはんを食べて、脳にエネルギーを与えてあげましょう。
出典:朝ごはんを食べないと?|農林水産省
参照:https://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/about.html
道の覚え方を知って実践してみよう
さまざまな道の覚え方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。方向感覚が良くなかったり、地図を読むのが苦手だったりすると、道を覚えるのに苦労すると思う方も多いでしょう。
しかし、紹介した方法を実践することでしっかりと道を覚える事ができるでしょう。ぜひ自分に合った覚え方を見つけて取り入れてみてください。