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【体験談】運転中の眠気は危険!眠気の原因や対策方法、眠気覚ましの方法についても紹介!

  • 物流

運転中に睡魔に襲われた経験はありませんでしょうか。

 

運転中に睡魔に襲われたときは、何とかして眠気覚ましをしたいものです。

 

そこで本記事では、運転中の眠気の原因や対策方法、

 

眠気覚ましの方法について、詳しく解説します。

 

 

 

運転中の眠気は危険!死亡率が高くなる!

 

運転中の眠気は非常に危険で、公益財団法人「高速道路調査会」のデータでは、

 

居眠り運転による事故の死亡重症率が33%となっており、

 

他の要因の死亡重症率の約4倍もの高さがあります。

 

一般道で高速道路問わず、

 

居眠り運転は意識がない状態で車を走らせているわけですから、

 

死亡率が高くなって当然なのです。

 

このように運転中の眠気は非常に危険であることがわかります。

 

トラックの事故に関する詳細については、株式会社ジャパン・リリーフの

 

「トラックの事故防止でドライバーが心がけるべき点とは?あおり運転についても解説」に記載していますので、

 

合わせて参考になさってください。

 

 

 

運転中に眠気がくる原因とは

 

運転中に眠気がくる要因は、2つに大別することができます。

 

 

原因①恒常性維持機構

車を運転するときは常に安全確認を行なっており、

 

視覚的・肉体的に疲労を感じ、眠くなります。

 

これを「恒常性維持機構」といいます。

 

運転操作は目から情報を得て、脳で考えながら判断を積み重ね、

 

最適な運転操作を行なっているのです。

 

 

原因②生体時計機構

運転の有無に関わらず、寝不足状態や起床してから相当な時間が経過している場合、

 

「生体時計機構」により眠くなります。

 

運転前は十分な睡眠時間をとっていることが大事です。

 

寝る時間を削ったり長距離運転をしていると誰しも眠くなるのです。

 

 

 

居眠り運転で事故!罰金や点数は?

 

居眠り運転による事故を発生させた場合、

 

加害者には刑事・行政・民事における責任が発生します。

 

ここでは、それぞれの責任について内容をみていきましょう。

 

 

刑事上の責任

刑事責任は事故が犯罪として立件され、

 

裁判の結果「有罪」となった際に科せられる責任です。

 

<過失運転致死傷罪>

罪の内容  車やなどを運転している際に、必要な注意を怠ったため人を死傷させた罪 
懲罰  7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金 

※無免許の場合は10年以下 

 

<危険運転致死傷罪> 

罪の内容  飲酒や薬物使用などの危険な状態で運転し、人を死傷させた罪 
懲罰  被害者が負傷した場合は15年以下の懲役 

死亡した場合は1年以上の有期懲役 

 

刑事罰が問われる可能性がある場合、警察に逮捕されるときもありますが、

 

日常生活を送りながら取り調べを受ける場合もあります。

 

 

行政上の責任

行政責任は、以下のように免許の違反点数や反則金が発生する責任です。

 

<安全運転義務違反>

免許の違反点数  2点 
反則金  大型車:12,000円 普通自動車:9,000円 

 

反則金を納付しなければ、3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金の対象になります。 

 

<過労運転> 

免許の違反点数  25 
懲罰  3年以下の懲役または50万円以下の罰金 

 

違反点数25点は、一度で免許停止になってしまう点数です。

 

過労運転には反則金の制度はなく、懲役または罰金の適用となります。

 

 

民事上の責任

事故のより被害者が発生した場合、被害者に対して治療費や慰謝料、

 

修理費などの損害賠償金を支払う責任が民事上の責任です。

 

損害賠償金は、示談や交渉により金額が左右されます。

 

 

 

運転中の眠気の前兆とは?

 

運転中に眠気が襲ってくるときには前兆があります。

 

以下の行動がみられたときは眠気がくる前兆だと思っていただき、

 

後述の眠気覚ましの方法を活用して、眠気を払拭してください。

 

・赤信号で信号待ちをしていたが、青信号になったことに気づかない

・運転に集中できなくなってきた

・ぼーっとしてきた

・まぶたが重くなってきた

・信号、標識・標示、高速道路の出口を見落としてしまった

・頭が重くなり下がってくる

・まばたきの回数が増えてきた

・あくびの回数が増えてきた

・まっすぐに走れなくなってきた

・車間距離が詰まってきた

・一瞬意識が飛ぶ

・隣の車線や後方の車に気づかない

・気づいたら路肩を走っている

・イライラしたり落ち着きがなくなる

 

上記のどの前兆も危険ですので、車を停めて、眠気を覚ましましょう。

 

 

 

【実体験】運転中の眠気覚ましの方法を7つ紹介!

 

前述の前兆がみられた場合は、以下の方法で眠気覚ましを行なってください。

 

 

方法①運転前日にしっかり睡眠をとる

眠気が襲ってくる理由の1つとして、睡眠不足が挙げられます。

 

翌日に運転することがわかっている場合はとくに、

 

しっかりと睡眠をとって睡眠不足を防ぎましょう。

 

 

方法②カフェインを摂取し眠気を覚ます

カフェインを摂取することで眠気を覚ますことができます。

 

コーヒーや緑茶などにはカフェインが含まれていますので、

 

摂取することをおすすめします。

 

 

方法③2時間おきに休憩をとる

長時間運転する場合は、2時間おきに休憩をとりましょう。

 

休憩することで眠気が覚めるだけでなく、気分もリフレッシュさせることが可能です。

 

 

方法③仮眠をとる

上記の休憩と合わせて、仮眠をとるのも効果的です。

 

数十分仮眠をとるだけでも眠気は改善されるでしょう。

 

 

方法④体を動かす

上記の休憩と合わせて、車内で休憩するだけでなく、

 

車から降りて体を動かしたり、ストレッチすることで気分転換もできます。

 

頭もスッキリしますので、ぜひ実践してみてください。

 

 

方法⑤顔を洗う

顔を洗うことは、眠気覚ましに効果があります。

 

冷たい水で顔を洗うと、気分もシャキッとします。

 

 

方法⑥ツボを刺激する

中指の人差し指側の爪の生え際にある「中衝」は、

 

眠気覚ましに効果のあるツボをおしてみてください。

 

ツボの刺激は即効性がありますし、その他、耳を引っ張ることも効果的です。

 

 

 

【実体験】運転中に眠くならないための対策方法4つ

 

眠気を覚ましたとしても、その後再び眠くなる可能性があります。

 

ここでは運転中に眠くならないための対策をご紹介しますので、

 

ぜひ活用してみてください。

 

 

方法①ガムを噛む

ガムを噛むことで、歯の中にある「歯根膜」の血管が圧縮され、

 

血液を脳に送りこまれることで、脳が刺激され、眠気を防ぐ効果が期待できます。

 

食べ物を食べながらの運転でも「噛む」という行為をしていますが、

 

膨満感を感じることで眠気に襲われますので、

 

「食べる」のではなく、ガムを「噛む」ことがおすすめです。

 

 

方法②カフェインを摂取する

前述でもご紹介しましたが、コーヒーやお茶を摂取しながら運転することで、

 

眠くなるのを防ぐことができます。

 

脳を覚醒させ、集中力を高める効果も期待できますので、一度実践してみましょう。

 

 

方法③換気する

車内に温かい空気がこもったままになると、眠気が襲ってきます。

 

窓をあけて新鮮な空気を取り込むことで、眠気を改善することができるでしょう。

 

 

方法④声を出す

声を出すことで脳が刺激されますので、眠気を防ぐことができます。

 

同乗者と話をする、歌を歌うなど、声を出して眠気を吹っ飛ばしてください。

 

 

 

まとめ

運転中の眠気の原因や対策方法、眠気覚ましの方法について、

 

ご理解深まりましたでしょうか。

 

運転中に眠ってしまうと大事故をひ引き起こしてしまうことは言うまでもありません。

 

もし眠気に襲われたら、無理に運転を続けるのではなく、

 

休憩をとるなどして眠気をなくしてから運転を再開してください。

 

また眠気を未然に防ぐ方法についても記載しておきましたので、実践してみましょう。

 

本記事を参考に、眠気から解放されて安全運転していただければ幸いです。