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普通貨物自動車の最高速度は?指定速度と法定速度の関係や一般道と高速道路での違い

  • 物流

「普通貨物自動車って運転する時、どのくらいまでスピードを出していいの?」
「高速道路ではどのくらいまで速度を出せるんだろう?」
自分が普通貨物自動車を運転することになった時、どのくらいまで速度を出せるのか気になることでしょう。

 

本記事では、普通貨物自動車を運転するにあたって、普通貨物自動車とはどのような車でどういった種類があるのか、道路ごとでの最高速度の違いや指定速度と法定速度の関係などを紹介しています。

 

この記事を読むことで、普通貨物自動車の速度に対する知識を身につけることができ、速度を理解しながら運転することができるでしょう。

 

普通貨物自動車を運転しようとしている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

普通貨物自動車とは

普通貨物自動車とはどのような自動車なのでしょうか。普通貨物自動車について知りたいという方は多いでしょう。

 

ここでは、普通貨物自動車について詳しく紹介していきます。ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

貨物自動車の種類

貨物自動車は、使用する目的によって「営業用貨物自動車」「自家用貨物自動車」「軽貨物自動車」などに分類されます。

 

また、車のサイズや重量、積載量の違いによって「大型」「中型」「小型」に種別が分けられています。

 

出典:貨物自動車運送事業法|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=401AC0000000083

 

出典:道路交通法|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

普通貨物自動車は貨物を運送するための普通自動車

普通貨物自動車は、文字通り貨物を運送するための普通自動車です。

 

普通自動車とは、道路運送車両法(施行規則別第一)によると、「小型自動車・軽自動車・大型・小型特殊自動車以外の自動車」と定義されています。

 

また、全長4.7m以上、全幅1.7m以上、全高2m以上、排気量2,000cc以上(ディーゼルエンジンを除く)のいずれかに該当している自動車を指しています。

 

一方、道路交通法(施行規則2条)においては、「大型自動車や中型自動車、準中型自動車などのいずれにも該当しない自動車」と定義されており、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車定員10人以下の4輪自動車であるとされています。

 

ナンバープレート(自動車登録番号標(登録自動車)・車両番号標(軽自動車))に記される分類番号の区分においては、「普通・貨物自動車」があり、こちらの場合での「普通自動車」は、道路運送車両法に基づいて示されています。

 

以降の記事では、「普通貨物自動車」はナンバープレートの分類番号の区分に基づいて解説していきます。

 

出典:道路運送車両法施行規則|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=326M50000800074

 

出典:道路交通法施行規則|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335M50000002060

 

出典:自動車の分類|一般社団法人 日本自動車工業会
参照:https://www.jama.or.jp/operation/safety/classification/index.html

普通貨物自動車の法定最高速度

ナンバープレートの分類番号に基づいた普通貨物自動車の多くは、道路交通法上は、準中型自動車、中型自動車、大型自動車と道路交通法内の普通自動車より大きい区分である自動車のいずれかに該当しています。

 

普通貨物自動車の法定最高速度についてご興味がある方は、参考にしてみてください。

一般道における法定最高速度は時速60km

普通貨物自動車の法廷最高速度において、普段走行する一般道における法廷最高速度は、道路交通法による普通自動車~大型自動車の法令によると、時速60kmとされています。

 

出典:道路交通法施行令|e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335CO0000000270_20220513_504CO0000000016

 

出典:道路交通法|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

準中型自動車と一部の貨物用途の中型自動車の高速道路における法定最高速度は時速100km

準中型自動車と、車両総重量が8t未満・最大積載重量が5t未満・乗車定員が10人以下の3点すべてに該当する貨物用途の中型自動車(および主に人を乗せる用途の中型自動車・大型自動車)の高速道路における法廷最高速度は、時速100kmとなっております。

 

出典:道路交通法施行令|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335CO0000000270_20220513_504CO0000000016

 

出典:道路交通法|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

一部の貨物用途の中型自動車と貨物用途の大型自動車の高速道路における法定最高速度は時速80km

車両総重量が8t以上・最大積載重量が5t以上・乗車定員が11人以上の3点いずれかに1つでも該当する貨物用途の中型自動車と、貨物用途の大型自動車の高速道路における法廷最高速度は時速80kmとなっております。

 

出典:道路交通法施行令|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335CO0000000270_20220513_504CO0000000016

 

出典:道路交通法|e-GOV法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

指定最高速度と法定最高速度の関係

道路を走行する際、最高速度の区分において指定最高速度と法定最高速度があります。

 

道路標識などによる速度指定がある場合は、法定最高速度より表示されている指定最高速度の方が優先されます。

速度違反の違反点数・反則金・刑事罰

道路を走行する際は最高速度を守って運転するべきですが、誤って速度違反をしてしまうことがあるでしょう。

 

速度違反においての違反点数や反則金、刑事罰は、車両ごとに一般道路と高速道路それぞれにおいて違いがあるため、注意しましょう。

普通貨物自動車の最高速度・速度規制をきちんと理解しておこう

普通貨物自動車を運転する際は、一般道路と高速道路、車両の大きさによっても最高速度が異なります。

 

速度規制がある場合は法定速度より優先されます。それぞれ理解しておきながら安全運転をしましょう。