【徹底解説!】アルバイトと派遣の違いを一覧表で比較!それぞれのメリットや向いている人の特徴も紹介!
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お仕事探しをしていると「アルバイト」や「派遣」といった働き方が掲載されています。
どちらも同じような働き方をしているようにみえますが、
具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
本記事では、アルバイトと派遣の違いや、それぞれのメリット、
向いている人の特徴について、詳しく解説します。
アルバイトと派遣の違い
アルバイトと派遣は、どのような違いがあるか比較してみましょう。
アルバイト | 派遣 | |
雇用の流れ | ・働きたい会社に応募し
・採用されればその会社で働く |
・派遣会社に登録
・派遣先企業を紹介してもらう |
雇用主 | 働く企業 | 派遣元企業 |
雇用期間 | 契約期間内 | 定めあり |
勤務時間 | 労働基準法の定め通り(原則1日8時間以内・1週間40時間以内) | |
給料の支払い | 働く企業 | 派遣会社 |
給料の金額 | 固定された時給・日給 | 派遣先により異なる |
給料の支払日 | 基本的に1カ月分を
会社の指定した日に支払い |
日払い・週払いにも対応 |
交通費 | あり | 基本的になし(会社による) |
福利厚生 | 条件を満たせば社会保険加入・健康診断・有休付与の対象 |
大きな違いは、アルバイトは働く会社に直接雇用されますが、
派遣は派遣先企業(実際に働く企業)に雇用されるのではなく、
派遣元企業(登録している派遣会社)に雇用されるのです。
派遣から正社員になる方法に関しては株式会社ジャパン・リリーフの
「派遣から正社員になる方法3選!派遣から正社員になるメリットや注意点も紹介! 」
の記事にて紹介しておりますので合わせてご覧ください。
アルバイトのメリット・デメリット
アルバイトのメリット・デメリットについてみていきましょう。
アルバイトのメリット
まずは、メリットについてご紹介します。
勤務時間が自分で決められる
アルバイトは、事業主と話し合いながらシフトを決めていきます。
基本的に自分のスケジュールに合わせてシフトを組んでもらえますので、
自由や融通が利くのです。
様々な業種・職場を経験できる
アルバイトには、長期のバイトもありますが、数週間のバイトや、
最短1日のバイトといった短期のアルバイトも存在します。
短期のアルバイトであれば、様々な業種や職場を経験することが可能です。
責任が軽い
正社員であれば重い責任の仕事を任せられますが、
アルバイトの仕事は責任が軽いものが多くあります。
アルバイトでも長期の場合は正社員と同じような責任が伴いますが、
事業主もアルバイトが業務のミスをした場合は、
正社員が責任をとるようにしているところもあるのです。
アルバイトのデメリット
続いて、デメリットについてみていきましょう。
収入が少ない
アルバイトは、基本的に時給ベースであるため、休んだ分など、
働いていない時間は給料が発生しません。
中には高時給のものもありますので、幅広く求人をみてみるといいでしょう。
雇用が不安定
アルバイトは自由な働き方ができる反面、終身雇用ではありません。
働き先の利益が低下した際、最悪の場合ですと解雇される可能性もあるのです。
派遣のメリット・デメリット
派遣のメリット・デメリットについてみていきましょう。
派遣のメリット
まずは、メリットについてご紹介します。
簡単に複数応募が可能
派遣は、派遣元企業から仕事の紹介を受けるか、
派遣元企業の求人サイトから仕事に応募する形で、働き先を決めていきます。
一度、派遣元企業に登録することで、応募する度に応募書類を出す必要がなく、
簡単に複数応募することが可能です。
紹介された求人をみて応募するか判断できる
派遣元企業は、派遣先企業から労働条件を聞くだけでなく、
直接、派遣先企業の職場環境を確認します。
つまり派遣元企業は、派遣先企業のことを幅広く知っていますので、
派遣の仕事に応募する際は、派遣元企業に知りたいことを質問し、
最終的に応募することができます。
アルバイトより時給が高い傾向がある
派遣はアルバイトより時給が高い背景には、
派遣元企業は、派遣先企業に対して、
条件が合った人やスキルをもっている人を紹介するためです。
派遣先企業は、即戦力になる人材を受け入れるわけですから、
時給が高く設定される傾向があります。
派遣のデメリット
続いて、デメリットについてみていきましょう。
希望する仕事が見つからない
派遣バイトの仕事は、派遣元企業から紹介されますが、
自身が希望する仕事がない場合があります。
その場合は、すぐに働けない可能性もあるのです。
安定収入は見込めない
前述のように、派遣バイトは希望する仕事が見つからない場合があるだけでなく、
仕事に就いたとしても雇用期間が定められているため、安定収入は見込めません。
雇用契約期間の終了が近づいてくるとともに、
次の仕事を見つけなければ収入が途絶えてしまう可能性があるのです。
人気職はすぐに埋まる
派遣元企業から紹介される仕事は、人気が高いものはすぐに埋まってしまうため、
自身がその仕事に就きたいと思っても、働けない場合があるのです。
働きたい職種の求人は、派遣元企業の担当者と連携し、
一緒に探してもらうようにしましょう。
派遣とアルバイトそれぞれ向いている人の特徴
派遣とアルバイトそれぞれ向いている人の特徴についてご紹介します。
派遣が向いている人の特徴
派遣が向いている人の特徴には、以下のようなものがあります。
・自分の時間を確保したい人
・ワークライフバランスを重視している人
・様々な職種や職場を経験したい人
・柔軟性が高い人
・環境を変えながら働きたい人
派遣は、アルバイトのように同じ職場で働き続けることができないため、
収入を途絶えさせないためには、定期的に職場が変わります。
新しい環境で働くためには柔軟性が必要ですが、様々な職種や職場を経験したい人は、
派遣の仕事が向いているといえるでしょう。
アルバイトが向いている人の特徴
アルバイトが向いている人の特徴は、以下の通りです。
・プライベートを充実させたい人
・責任が重い仕事をしたくない人
・家事や子育ての合間に仕事がしがしたい人
・スキルや知識を生かした仕事がしたい人
・規則正しく働きたい人
アルバイトは派遣とは違って、同じ場所で継続して働き続けることができます。
働きたい時間は自分で調整できますので、
プライベートを充実させることもできるのです。
まとめ
アルバイトと派遣の違いや、それぞれのメリット、向いている人の特徴について、
ご理解深まりましたでしょうか。
アルバイトと派遣は、働き方が似ている部分もあれば、そうでないところもありました。
まずは、自身がどちらの働き方が適しているかを分析してみるといいでしょう。
本記事を参考に、アルバイトと派遣の違いを知っていただけると幸いです。