トラック運転手におすすめのハンズフリー10選!種類や選び方も紹介
- トラックドライバー
「トラックの運転中でも取引先とスムーズに連絡を取りたい」
「ハンズフリーは便利って聞くけど本当?」
「トラック運転中におすすめのハンズフリーはどれ?」
スマートフォンを操作することなく電話ができるハンズフリーは、トラック運転手から運転中でも通話ができる便利なアイテムとして重宝されているのはご存知でしょうか。
本記事では、ハンズフリーのメリットや注意点をはじめ、ハンズフリーの種類と選び方、購入する際のチェックポイントを解説します。また、数多くあるハンズフリーの中から厳選して、トラック運転手におすすめのハンズフリーも10選紹介しています。
この記事を読むことで、トラックの運転中でも安心して使用できる、自分に合ったハンズフリーを選ぶことができるでしょう。
電話応対の多いトラック運転手の方は、ぜひこの記事を最後まで読んでください。
ハンズフリーとは?
ハンズフリーとは、その名の通り、手がふさがっていない状態のことを指します。スマートフォンと無線で接続する製品が多く、通話のためのマイクが搭載されているのが、通常のイヤホンとは異なる点です。
スマートフォンを持って耳に当てなくても通話ができるため、スマートフォンをダッシュボードやカバンにしまった状態でも通話することが可能です。
ハンズフリーを使うメリット
取引先や会社から電話がかかってきても、トラックの運転中だとすぐに対応できないことも少なくありません。しかし、ハンズフリーのものを使用していれば、スマートフォンを操作することなく通話ができます。
ハンズフリーの場合、トラックの運転に影響がないように気を付ける必要はありますが、わざわざかけ直すことがなく、その都度対応できるという点が大きなメリットといえるでしょう。
ハンズフリーを使う際の注意点
ガラケーやスマートフォンを持ったまま通話する「ながら運転」は、罰則の対象になります。
その点からすると、スマートフォンを操作せずに通話ができるハンズフリーは、トラック運転手にとって便利なアイテムといえます。ただし、ハンズフリーだとしても、通話に気を取られて運転が疎かにならないようにすることが大切です。
注意力や集中力が散漫にならないように、通話はできる限り短い時間で終わらせるように心がけ、通話が長くなりそうならトラックを一旦停車するようにしましょう。
出典:やめよう!運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も! | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
参照:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201707/2.html
車向けハンズフリーの種類は?
車向けハンズフリーにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、車向けハンズフリーの特徴を種類別に詳しく解説します。
それでは、早速見ていきましょう。
片耳イヤホン
片耳イヤホンは、長時間の通話を想定して、耳に負担をかけないように軽量化されているのが特徴です。
通話中であっても、踏切警報音やクラクションなど周辺の音が聞き取りやすいため、安全に配慮しながら使用できます。
また、マイク部分と口元が近いため、雑音が入りにくく音声を拾いやすいイヤホンです。
スピーカー
スピーカータイプのハンズフリーは、本体機器を車に取り付けて使用します。
操作ボタンを押して使用するタイプもありますが、操作ボタンを押す必要がない音声認識システムが搭載されているものは、運転の妨げにならないため便利です。また、イヤホンのように耳に装着する必要がなく、脱着する煩わしさもありません。
しかし、周囲の雑音を拾いやすいため、気になる方はノイズキャンセリング機能が搭載されているものを選びましょう。
骨伝導イヤホン
骨伝導イヤホンは、耳ではなく骨伝導を利用して音を届けるイヤホンです。骨伝導とは、頭蓋骨の振動を通して内耳を震わせ、音を直接脳に伝えます。
一般的には、イヤホンが振動する部分をこめかみ辺りに装着して使用するもので、耳をふさがないため、運転中でも周囲の音が聞こえやすいのがメリットです。
サングラスやメガネをかける方は、その上から装着できるタイプか事前に確認しておきましょう。
出典:聴力検査|あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院|山形市
参照:http://jibikkuma.jp/audiometry.html
FMトランスミッター
FMトランスミッターとは、スマートフォン等を接続し、接続されたデバイスの音源をFMラジオの電波を利用して送信する、オーディオ機器のことです。マイク機能が搭載されているものであれば、運転中でも通話が可能です。
FMトランスミッターは、Bluetoothが幅広く普及する前から製品化されており、比較的低コストで導入できるのが魅力の1つです。デバイス内の音楽を気軽に楽しむこともできます。
ハンズフリーを購入する際の選び方
ハンズフリーは、機能や種類などさまざまあるため、どのようなハンズフリーを購入すれば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。
ここでは、ハンズフリーを購入する際の選び方を紹介します。
充電方法やバッテリー容量で選ぶ
ハンズフリーはタイプや機能によって、バッテリー容量が大きく異なります。Bluetoothタイプのハンズフリーは小型で軽量というのが魅力ですが、バッテリー容量が少なく、連続使用時間が短い製品も多いです。
また、長時間ハンズフリーを使用する機会が多い方は、シガーソケットやUSBで充電できるタイプを選びましょう。特にシガーソケットタイプは、年式が古いトラックでUSBポートが備わっていなくても充電できるため、トラック運転手におすすめです。
ハンズフリー製品によっては、シガーソケットとUSB両方で充電できるタイプもあり、人気があります。
自分がどのくらい連続使用するのかを把握したうえで、ハンズフリー製品を選ぶのがポイントです。
メーカーで選ぶ
ハンズフリーの代表的なメーカーとして、「Jabra」「PLANTRONICS」「SONY」の3つがあります。どのハンズフリーを購入するか迷った場合は、この3つのメーカーから選んでみましょう。
「Jabra」は、デンマーク・コペンハーゲンを拠点とする通信機器メーカーです。「PLANTRONICS」は、アメリカ発の世界的な老舗ヘッドセットメーカーで、人類が初めて月面着陸した際には、PLANTRONICSのヘッドセットが使用されたと言われています。
「SONY」は日本の電機メーカーです。SONYのハンズフリーは独自の技術により、非常に高い音質を実現しています。
機能で選ぶ
通話を頻繁にする方は、マイクの性能で選ぶ方法もあります。
マイクの位置が口元に近いタイプのハンズフリーであれば、音声が拾いやすく、相手へ声が届きやすくなるためおすすめです。また、エコーキャンセラー機能や周囲の雑音を軽減する機能が搭載されているタイプであれば、よりスムーズで快適な通話を実現できます。
ハンズブリーのチェックポイント
トラックの運転中でも安心して使用するためには、自分に合ったハンズフリーを選ぶことが大切です。
ここでは、満足度が高いハンズフリーを購入するためのチェックポイントを紹介しているため、参考にしてください。
- 長時間使用の際は付け心地を確認する
- メガネをしている人は形状を確認する
- 応答のしやすさを確認する
- あまりにも安い商品は注意する
- 自分に必要な付属機能を確認する
長時間使用の際は付け心地を確認する
トラック運転手のようにハンズフリーを長時間使用する場合は、付け心地のよさが重要なポイントになります。
ハンズフリーには片耳・両耳それぞれのタイプが存在しますが、いずれにしても長時間使用することは、耳にとって大きな負担です。また、耳にかけて使用するタイプは安定性が高いのが魅力ですが、長時間使用すると痛みを感じることがあります。
耳への負担を軽減する工夫がされている製品もあるため、実際に付け心地をチェックしてから購入しましょう。
メガネをしている人は形状を確認する
トラック運転中にサングラスやメガネをする方は、ハンズフリーの形状も大切なチェックポイントです。
ハンズフリーの形状も色々ありますが、耳にかけて使用するタイプだと、サングラスやメガネに引っかかってしまうことがあります。そのため、サングラスやメガネを使用する方は、形状を確認してから購入するようにしましょう。
近年は、サングラスやメガネを付けたまま使用できるハンズフリーの他に、メガネのようにかけて使用するハンズフリーも注目を集めています。
応答のしやすさを確認する
トラックの運転中に電話がかかってきた場合、応答操作に気を取られてしまい運転が疎かになることがあります。運転中でも安全に使用するためには、ワンタッチ機能が搭載されているハンズフリーが便利です。
ワンタッチ機能が搭載されているハンズフリーだと、電話がかかってきても前を向きながら応答することができます。ハンドルやトラックのサンバイザーに取り付けが可能なタイプだと、なお安全に応答できます。
電話する機会が多いトラック運転手の方は、購入前にハンズフリー機能搭載の有無を確認しましょう。
あまりにも安い商品は注意する
ハンズフリーは価格の幅が大きく、数千円で買える安い製品もあれば、数万円で販売されている高い製品もあります。ハンズフリーにどのような機能が備わっているのかは購入前でも確認できますが、通話の質は実際に使用してみないとわからないことが多いです。
あまりにも安い製品は音が途切れたり、ノイズが激しかったりするなど、通話の質が著しく悪い場合があるため、価格には注意するようにしましょう。
自分に必要な付属機能を確認する
運転中に相手の声をしっかり聞きたいという方は、ノイズキャンセリング機能搭載のハンズフリーがおすすめです。ノイズキャンセリング機能とは、周囲の雑音を軽減し、音声が聞き取りやすくなる機能のことです。
また、車向けハンズフリーの中には、乗車する際の振動によって、自動的に電源が入る機能が搭載されているタイプも販売されています。トラックから降りる際も自動的に電源がOFFになるため、バッテリーの節約につながります。
このように、自分にとって必要な機能が搭載されているハンズフリーを選ぶようにしましょう。
トラック運転手におすすめのハンズフリー10選
ここでは、トラック運転手におすすめのハンズフリー10選を紹介します。
先ほど紹介したハンズフリーの選び方やチェックポイントを押えたうえで、自分に合ったハンズフリーを見つけてください。
Glazata ヘッドセット EC200
この製品は、大容量のバッテリーを内蔵しており、長時間の連続通話が可能な片耳タイプのハンズフリーです。ノイズキャンセリング機能搭載によって、クリアな音質が実現できます。
また、人間工学に基づいてデザインされていて、左右どちらの耳にもフィットしやすく長時間の運転にも適しています。また、2つのスマートフォンに同時接続できるため、仕事用とプライベート用など用途に応じて使い分けられます。
PLANTRONICS Bluetooth ワイヤレスヘッドセット M70
このハンズフリーは本体が約8gの軽量設計で、長時間使用しても耳への負担を感じにくく、快適な付け心地をキープします。
通話時における周囲の雑音や風の音、エコーなどを抑えてくれる機能が搭載されており、クリアな音声で通話が可能なため、ビジネスシーンで重要な通話をする場合にも活躍します。
また、音声アラートは日本語が選択でき、簡単な操作でさまざまな機能が楽しめる片耳タイプのハンズフリーです。
Jabra Bluetooth対応モノラルヘッドセット Talk 65
こちらは、1回の充電で最長14時間の通話ができるハンズフリーです。軽量化とフィット感にこだわり、人間工学に基づいて設計されているため、1日中快適に使用できます。
周囲の雑音を、約80%消すために2つのノイズキャンセリングマイクが搭載されていて、騒がしい環境でもスムーズな会話が可能です。
ヘッドセットのワイヤレス範囲は最大100mあり、スマートフォンから離れた場所でも会話を続けられます。そのため、トラックから出る場合もスマートフォンを持ち歩くことなく、手ぶらのまま用事を済ませられるでしょう。
出典:2 つのノイズキャンセリングマイクを搭載し、Bluetooth® に対応した最高級のヘッドセット|GNオーディオジャパン株式会社
参照:https://www.jabra.jp/bluetooth-headsets/jabra-talk-65##100-98230000-40
SONY WF-1000XM4
両耳タイプのハンズフリーですが、右もしくは左どちらかをケースに閉まったままでも、片方だけで使用・操作することが可能です。
話している口元の音声を拾いやすい一方、それ以外の方向からの音声は拾いにくくするビームフォーミング技術が用いられているため、騒がしい環境の中でも快適に通話できます。
また、スマートフォンがXperia 1 IIIであれば、上に置くだけでXperia側から給電できるため、万が一バッテリー残量が少なくなっても安心です。
出典:WF-1000XM4 特長 : 充実した基本性能 | ヘッドホン|ソニー
参照:https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM4/feature_3.html
NETVIP ワイヤレスポータブルスピーカー
このハンズフリーは、ノイズやエコーを軽減する最先端のマイクが内臓されており、トラックの運転中でもクリアな音質で通話できます。
トラックから離れると約10分後に自動的に電源が切れ、ドアを開けた振動で自動的に電源が入る振動感知センター搭載のため、乗り降りの際に携帯を操作する煩わしさもありません。
同時に2台のデバイスを接続することも可能です。
LUFT ハンズフリー専用カーキット Bluetooth4.1搭載
1度の充電で約10時間の連続通話ができる、スピーカータイプのハンズフリー専用カーキットです。重量が106gでコンパクトデザインのハンズフリーは、トラックのサンバイザーに取り付けても邪魔になりません。
着信があった場合に、ボタンを押さなくても「YES」または「NO」と答えるだけで通話ができる、音声認識機能も備わっています。
また、トラックから離れると自動的に電源が切れて、ドアを開けると振動によって自動的に電源が入るため、電源操作が不要なところも忙しいトラック運転手におすすめです。
出典:LUFT ハンズフリー通話専用カーキット Bluetooth4.1搭載|LUFT(ルフト)公式オンラインストア
参照:https://luft-japan.com/products/handsfree-carkit
Shokz OpenMove
約29gの超軽量で、耳をふさがない骨伝導タイプのハンズフリーです。メガネやサングラスとの相性がよく、装着したまま快適に使用できます。
バッテリーは最長約6時間、さらに待機時間約240時間確保しており、よく通話をする方にもおすすめです。
また、同時に2つのデバイスにマルチペアリング接続ができるため、たとえば、仕事用とプライベート用など、スマートフォンを使い分けることも可能です。
山善 骨伝導イヤホンQKD-100
耳への負担が少ない骨伝導タイプのハンズフリーは、周囲の環境音が聞き取りやすく、運転中でも安心して使用できるのがメリットです。
操作方法も簡単で、内側のボタンを長押しするだけで電源を入れられます。耳に付けるタイプのハンズフリーが苦手な方におすすめです。
LUFT FMトランスミッター Bluetooth5.0 QuickCharge3.0搭載
Bluetooth5.0搭載で、コンパクトなデザインのFMトランスミッターです。
ワンタッチでハンズフリー通話はもちろん、さまざまな操作ができるため、トラックの運転中でもわき見することなく安心して使用できます。また、周囲の雑音を大幅に軽減するノイズキャンセリング機能も備わっており、スムーズな通話が可能です。
LEHXZJ FMトランスミッター HY92
音楽を楽しむだけでなく、ハンズフリー通話が可能なFMトランスミッターです。ディスプレイが付いているため、着信通知が見られるのが特徴です。
また、FMトランスミッター本体のボタンをワンプッシュするだけで、電話を受ける・電話を切るといった操作ができ、安全運転を確保したまま通話ができます。
トラック運転手にぴったりのハンズフリーを見つけよう
トラックの運転中に電話するために便利なハンズフリーの種類や選び方、トラック運転手におすすめのハンズフリー10選を紹介しました。
ハンズフリーにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分が求める機能を考慮したうえで選ぶことが大切です。
ぜひこの記事を参考にして、お気に入りのハンズフリーを見つけてください。