CLOSE

コラム記事を探す

Category カテゴリ検索

あなたの将来にちょっぴり役立つ情報を配信中

Owned Media For Recruit

これさえ覚えておけばOK!経理で使うエクセルの機能や関数を紹介!経理の試験を受けるのもあり!

  • 事務職・コールセンター

経理は、会社のお金にまつわる仕事を担いますが、

 

今ではエクセルを使って経理の仕事をするのが一般的です。

 

言い換えれば、経理の仕事に就く際は、

 

エクセルを使えることが必須条件となるでしょう。

 

本記事では、経理で使うエクセル機能や関数について、詳しく解説します。

 

 

 

経理でよく使う基本的なエクセルの機能4つ

 

経理でよく使う基本的なエクセル機能についてご紹介します。

 

 

フィルター機能

フィルター機能は、エクセルに入力したデータから、

 

条件に合うものを抽出する機能です。

 

単独条件だけでなく、複数条件を同時に満たすものを抽出できる他、

 

指定した範囲のデータ抽出や、昇降順の並び替えもできます。

 

膨大なデータを目的に合わせて整理することができるため、

 

自身が必要なデータをすぐに見い出すことができるのです。

 

 

ピボットテーブル

ピボットテーブルは、

 

膨大なデータを分かりやすく整理・集計・分析できる機能となっています。

 

表を項目や部署ごとに分け、金額を比較するなど、

 

推移や構成比などを見出すときにも役に立つのです。

 

 

並び替え機能

並び替え機能は、バラバラに入力されているデータを、

 

あいうえお順や日付順など、指定した順に並び変える機能です。

 

並び替えをすることで、入力したデータの分析などが一目瞭然で分かります。

 

 

マクロ

マクロは、エクセル操作を記録し、次から同じ操作を自動で行なうようにする機能です。

 

経理の仕事は、同じ作業を繰り返し行なうことが多いため、

 

マクロとして記録しておくことで、仕事の効率化を図ることができます。

 

 

 

【基本】経理で覚えておくと便利なエクセルの関数6つ

 

経理で覚えておくと便利なエクセル関数についてみていきましょう。

 

 

SUM関数

SUMは、指定した範囲の数字を合計することができる関数です。

 

請求書や納品書などの金額を合計するときに役に立ちます。

 

 

VLOOKUP関数

VLOOPUP関数は、表を縦方向に検索することができ、

 

指定した条件のデータを取り出すことができる関数です。

 

セル内の項目ごとに識別コードをつけておくことで、

 

コード入力すると関連情報を表示させることができます。

 

 

RANK関数

RANK関数は、指定した数字の順位を示すことができる関数です。

 

データの順番を並び替えることなく、

 

順位だけ知りたい場合に利用すると便利でしょう。

 

 

IF関数

IF関数は、値と期待値を比較する関数で、

 

条件を設定すると値や表示を変更することが可能です。

 

例えば、売り上げが目標以上の数値となった場合は「目標達成」と示すことができ、

 

目標以下となった場合は「未達成」と示すことができます。

 

 

COUNTIF関数

COUNTIF関数は、範囲を指定し、

 

条件に合っているデータを数えることができる関数です。

 

例えば、売り上げが目標を下回っているものを集計する際に使うと役に立つでしょう。

 

 

SUMIF/SUMIFS関数

1つまたは複数の条件を満たしているセルの合計を計算することができる関数です。

 

特定の条件に基準に、指定した範囲の数値を合計する際に役に立ちます。

 

 

 

【応用】経理で覚えておくと便利なエクセルの関数3つ

 

上記より応用になりますが、

 

さらに経理で覚えておくと便利なエクセル関数をみていきましょう。

 

 

CONCAT関数/TEXTJOIN関数

CONCAT関数、TEXTJOIN関数は、複数のテキストや数値を、

 

1つにまとめる際に使われる関数です。

 

報告書作成、データ整理など、経理の業務を効率化するために便利といえます。

 

 

PMT関数

PMT関数は、ローンやリースといった

 

定期的な支払いの計算をするときに用いられる関数です。

 

現金流入はプラスの値、現金流出はマイナスの値で示すことができるため、

 

表そのものも見やすくなります。

 

 

XIRR関数

XIRR関数は、内部収益率(IRR)を算出する際に使う関数です。

 

投資プロジェクトなどのIRRを評価する際に用いられます。

 

 

 

経理で便利なショートカットキー一覧

 

以下のように、経理でパソコンを使用する際に

 

便利なショートカットキーについて知っておいてください。

 

コマンド  操作キー 
リボンの表示/非表示  Ctrl + F1 
コピー  Ctrl + C 
切り取り  Ctrl + X 
貼り付け  Ctrl + V 
元に戻す  Ctrl + Z 
直前の操作の繰り返し  Ctrl + Y 
上書き保存  Ctrl + S 
名前を付けて保存  F12 
選択中のセルを編集状態にする  F2 
検索  Ctrl + F 
置換  Ctrl + H 
全選択  Ctrl + A 
印刷ダイアログボックスの表示  Ctrl + P 
「セルの書式設定」ダイアログボックスの表示  Ctrl + 1 
データの最後まで移動  Ctrl + (矢印) 
データの最後まで一括選択  Ctrl + Shift + (矢印) 
左のシートに移動  Ctrl + Page Up 
右のシートに移動  Ctrl + Page Down 
セル、行、列の挿入  Ctrl + Shift + +(プラス) 
セル、行、列の削除  Ctrl + -(マイナス) 
列を全選択  Ctrl + [スペース] 
行を全選択  Shift + [スペース] 
シートの追加  Shift + F11 
新しいブックを開く  Ctrl + N 
選択中の列or行 を挿入する  列or行を選択した状態でShiftを押した状態でマウス移動 
SUM関数  Shift + Alt + =(イコール) 
フィルター  Shift + Ctrl + L 
ショートカットコマンドを開く  アプリケーションキー or Shift + F10 
シートの再計算  Shift + F9 
数式の表示  Shift + Ctrl + `(リバースシングルクォート) 

 

 

 

経理でエクセルを使用するメリット

 

上記でエクセルの様々な機能をご紹介してきました。

 

ここでは、経理でエクセルを使用するメリットについてご紹介します。

 

 

ランニングコストを抑えることができる

エクセルは、パソコンを購入した際にインストールされていることが多いですので、

 

新たにソフトを購入する必要がありません。

 

初期設定も必要ないことから、

 

ランニングコストをかけることなく経理の仕事に使えるのです。

 

エクセルはビジネスでは必須アイテムであるため、

 

スキルをもつ人材は多いことから、コストをかけて人材教育をする必要もないでしょう。

 

 

自由にカスタマイズできる

エクセルは、レイアウトを自由にカスタマイズできる点がメリットです。

 

会社によってエクセルの使い方は様々ですので、

 

見やすいレイアウトや必要な関数を使用することで、

 

業務の効率化を図ることができます。

 

 

 

経理で役に立つエクセルの技能試験を受験するのもあり!

 

エクセルの技能試験として「表計算処理技能認定試験」があります。

 

表計算処理技能認定試験は、実務を想定した実践的な問題が出題されますので、

 

実用的な能力を図ることが可能です。

 

就職する際に、表計算処理技能認定試験に合格していることを示すことで、

 

採用される可能性が上がるかもしれません。

 

その他、経理事務の仕事に関する資格・免許については、株式会社ジャパン・リリーフの

 

「経理事務の仕事内容や必要な資格・免許について紹介!向いている人はどんな人?」

 

でもご紹介していますので、合わせて参考になさってください。

 

 

 

まとめ

経理で使うエクセル機能や関数について、ご理解深まりましたでしょうか。

 

経理では間違いなく、確実に様々な計算する必要があります。

 

それだけでなく、スピードや効率化が求められますので、

 

エクセルを駆使することで、円滑に業務をこなすことができるでしょう。

 

エクセルに関しては、表計算処理技能認定試験のような資格もありますので、

 

資格取得のために学習するだけでも、エクセルスキルが向上します。

 

本記事を参考に、経理でエクセルを使いこなしてみてはいかがでしょうか。