【実は稼げる!?】タクシードライバーの平均年収は363万円!稼ぐ方法についてやよくある質問も紹介!
- その他ドライバー
タクシードライバーの平均年収は363万円といわれています。
この平均年収に満足がいかないタクシードライバーは、
さまざまな方法で稼ごうと努力しています。
本記事では、タクシードライバーで稼ぐ方法や、
タクシードライバーに関するよくある質問について、詳しく解説します。
タクシードライバーの平均年収は?
一般社団法人全国ハイヤー・タクシー協会
「タクシ-運転者(男)の賃金・労働時間(平成29年)」によると、
全国のタクシードライバーの平均年収は約363万円となっています。
全国の平均年収が416万円ですので、
タクシードライバーは平均年収が約50万円少ない計算になるのです。
タクシードライバーの手取りは、
税金や保険料などを差し引くと、月々23.2万円となっています。
タクシードライバーの平均年収は稼働率の高い都市部で高く、
地方では低い傾向にあります。
タクシードライバーの給与形態3つ
タクシードライバーの給与は1タイプだけでなく、以下の3つの形態があります。
ここではそれぞれの形態についてみていきましょう。
タイプ①:固定給+歩合給+賞与
タクシー会社では、月々の固定給の支給に加えて、
売り上げに応じて歩合給を発生させています。
しかし最近ではこのタイプを採用しているタクシー会社はほとんどありません。
毎月の固定給は保証されていますが、どれだけ頑張っても歩合が少ないため、
タクシードライバーは思うように稼げないためです。
タイプ②:完全歩合給
完全歩合給とは、売り上げに応じて報酬が決定するしくみです。
ベテランのタクシードライバーであれば収入が高くなる傾向が強く、
タクシードライバー経験が浅い場合は、高収入は見込めません。
売り上げが出せない場合は、最低賃金法による時給を算出しなければなりませんが、
時給分の給料だと生活が難しいところもあるでしょう。
タイプ③:タイプ①とタイプ②の中間
上記のタイプ①・②を相互にした制度で、今ではこの方法が主流です。
基本給を確保しつつ、稼ぎに応じて収入アップが図れますので、
タクシードライバーは安心して仕事や生活することができます。
タクシードライバーで稼ぐには?
タクシードライバーは上記のような給与形態となっていますが、
自分の頑張り次第で稼ぐことが可能です。
ガッツリ稼ぎたい方は、以下の方法を参考になさってください。
流し営業をする
流し営業とは、道を走りながらお客様を探す営業方法で、
お客様をみつけやすい場所や時間を把握することが必要です。
お客様をみつけやすい場所や時間を把握していないタクシードライバーは、
燃料や時間を浪費しながら走行しているだけになります。
さまざまな情報収集をして流し営業をしなければなりません。
つけ待ち営業をする
つけ待ち営業とは、駅やタクシー乗り場に、
タクシーを停車させてお客様を待つ営業方法で、
イベント会場の近辺であったり、通勤ラッシュの時間、
終電が終わったあとの時間は、高い確率でお客様を乗せることが可能です。
イベント情報や終電の時間などをチェックしながら、
タクシー乗り場に向かうことでお客様を得ることができます。
配車営業をする
配車営業とは、お客様の要望によって指定された場所・時間に
お客様を迎えに行く営業方法で、
流し営業のようにタクシーを走らせ続けたり、
つけ待ち営業のように乗り場で待ち続けたりする必要はありません。
しかしお客様が配車の予約をしてこない限りは
売り上げにつながらないのがデメリットといえるでしょう。
タクシードライバーに関するよくある質問
タクシードライバーを目指す方にとって、
色々と聞きたいこと・知りたいことがあるはずです。
ここでは、タクシードライバーに関するよくある質問についてご回答します。
Q1. 未経験でもタクシードライバーになれる?
タクシードライバーは、未経験でもなることが可能です。
タクシードライバーになるには普通自動車二種免許が必要ですが、
もし免許をもっていなくても、タクシー会社に就職した後、
二種免許取得のための費用の負担をしてくれるところもあります。
また二種免許取得後は、タクシー会社で用意している研修を受けることで、
将来的に立派なタクシードライバーになることができるのです。
就職の際は、免許取得の支援制度や研修制度を設置しているかを確認した上で、
タクシー会社を選んでください。
Q2. 稼いでいるドライバーはどのくらいの年収なの?
冒頭で、タクシードライバーの平均年収は363万円とお伝えしましたが、
稼いでいるタクシードライバーは月50万円以上稼いでいる方もいらっしゃいます。
年収に換算すると600万円以上となり、
タクシードライバーは平均年収を大きく上回っていることが
お分かりいただけるでしょう。
高収入のタクシードライバーは、お客様を得るための技術を携えていることから、
結果を出すことができるのです。
やはり高収入を得るためには、お客様が得られる方法を研究しなければなりません。
Q3. タクシードライバーで年収1000万円目指せる?
タクシードライバーで年収1,000万円を目指すことは可能です。
ただし、タクシー会社の社員である場合、
売り上げのすべてが自分のものになりませんので
年収1,000万円を目指すのは厳しいでしょう。
個人タクシーであれば、売り上げは自分のものになりますので、
年収1,000万円も夢ではありません。
前述にも記載したように、
高収入を得るためにはお客様がどこで得られるかを熟知する必要があります。
無作為に流し営業をしたり、つけ待ちをしていても、
効率よくお客様を得ることはできません。
Q4. タクシードライバーにトラブルはつきものってホント?
タクシードライバーは、年間5,000人程度のお客様を乗車させると言われています。
それだけの数のお客様を乗せると色々な方に巡り合います。
お客様とのトラブルの例としては以下のようなものがあります。
・目的地までの道が、お客様の思っていた道と違いクレームを言われた
・お酒を飲まれていたお客様に絡まれた
・渋滞にはまり、乗車運賃が上がったことでクレームを言われた
このようなトラブルもありますが、お客様と話が合うときもあり、
楽しく車内で過ごすこともよくある話です。
株式会社ジャパン・リリーフの
「タクシー運転手ってきついの?そう言われる理由や仕事の魅力もあわせて紹介」にも記載していますので、
合わせて参考になさってください。
まとめ
タクシードライバーで稼ぐ方法や、
タクシードライバーに関するよくある質問について、ご理解深まりましたでしょうか。
タクシードライバーの平均年収は、全国の平均年収より低いですが、
稼げる方法についても記載しました。
タクシードライバーの行動によっては、高収入を得ることができます。
本記事を参考に、タクシードライバーの平均年収について知っていただき、
あなたもタクシードライバーをめざしてみてはいかがでしょうか。