事務所移転業者おすすめ12選!メリット・デメリットや選び方のコツを紹介
- 軽作業
「法人向けの事務所移転業者ってどんなものなの?」
「事務所移転業者を利用する事のメリットって?」
「事務所移転業者に依頼するときにはどんな手順で進めればいい?」
このように、事務所の移転を行う際に利用する事務所移転業者について知りたいという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、法人向けの事務所移転業者や良い事務所移転業者を利用するメリット、事務所移転業者を利用するデメリットなどを紹介しています。この記事を読む事で、事務所移転業者を利用する事のメリット・デメリットを把握する事ができるでしょう。
また、中小企業向き、大企業向きの事務所移転業者を紹介するため、おすすめの事務所移転業者が知りたいという人も参考にできます。
事務所移転業者について知りたい人は、ぜひ本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
法人向けの事務所移転業者とは?
法人向けの事務所移転業者とは、一般向けの引越しサービスではなく、オフィス向けの引越しサービスを提供している業者の事です。
事務所移転の際には通常の引越しのように荷物を運び入れるだけでなく、事務所のレイアウトに沿って家具やOA機器を配置したり、LANの配線を行ったりする必要があります。
そのため、大手の引越し会社の中には、法人向けに事務所移転サービスを提供しているケースも多いです。
良い事務所移転業者を利用するメリット
事務所の移転を行う際に、事務所移転業者を利用する事にはメリットがあります。事前にどのようなメリットがあるのか把握しておく事で、事務所移転の際に業者利用を検討しやすくなるでしょう。
ここでは良い事務所移転業者を利用するメリットを紹介していきます。
サポート体制がしっかりしている
法人向けの事務所移転業者はサポート体制が整っているため、企業に合わせた方法で移転を依頼できるというメリットがあります。事務所の移転を行う場合、一般的な引越しと違い、設備工事やオフィスレイアウトに合わせた機器の設置などが必要です。
また、引越しのタイミングで廃棄物も多く出る可能性があるため、不用品の処分にも手間がかかります。このような作業を自分達で行うと手間がかかりますが、事務所移転業者に依頼すれば全て一括で行ってくれるため、効率的です。
対応が迅速で移転作業がスムーズ
法人向けの事務所移転業者に依頼すれば、迅速な対応でスムーズな移転作業が行えるというメリットがあります。事務所移転の際には引越し作業が短時間で終れば、通常業務の準備にも早く取り掛かれるようになります。
会社としてもできるだけ早く仕事を開始したいと考えているため、引越し作業を迅速に行ってもらえる事は大きなメリットです。また、荷物の梱包や搬出も丁寧に行ってもらえるため、安心して任せる事ができるでしょう。
設備工事に対応できてレイアウトのアドバイスも可能
法人向けの事務所移転業者であれば、レイアウトに関するアドバイスや設備工事を依頼できるというメリットがあります。事務所移転を行う場合、移転先のオフィスレイアウトも検討する必要があります。
しかし自分達で全て行うには労力がかかります。引越しの後にレイアウトをするとなると、通常業務にも影響が出てしまうでしょう。
その点、法人向けの事務所移転業者に依頼すればレイアウトの提案をしてもらえるだけでなく、その通りに配置してくれるため、手間を大幅に削減する事ができるでしょう。
事務所移転業者を利用するデメリット
ここまで紹介した通り、良い事務所移転業者を利用する事にはさまざまなメリットがあります。しかし事務所移転業者の利用にはデメリットもあるため、メリットだけでなくデメリットについても理解しておく必要があるでしょう。
ここでは事務所移転業者を利用するデメリットを紹介していくので、参考にしてみて下さい。
費用が掛かりすぎる事がある
法人向けの事務所移転業者ではさまざまなサービスを提供しており、サポート体制も整っています。
しかし依頼する事で、費用が高くなりすぎる可能性があります。
引越し作業だけでなく設備工事やレイアウトなどの準備まで行ってくれるため、非常に便利です。しかしこのように充実したサポートが付いている分、費用も高くなる可能性があるため、事前にどのくらいの費用がかかるのか把握しておきましょう。
必要なスタッフが足りない場合もある
法人向けの事務所移転業者の中には、スタッフが足りていないというケースもあります。スタッフが足りない業者に依頼してしまった場合、移転作業にも時間がかかる可能性があるでしょう。
そのため、規模の大きな事務所の移転を行う場合や、できるだけ急いで移転作業を行いたい場合には、見積もりの段階で確認しておいた方が良いでしょう。
引越し業者を選ぶポイント
法人向けの引越し業者を選ぶ際の重要なポイントは、以下の4つです。
・サービスの対応範囲が広いか: 引越しの規模や要件に合わせて、業者が広範なサービスを提供できる事が重要です。物品の梱包・運搬だけでなく、設置や組み立てなども含まれるか確認しましょう。
・引越安心マークを取得しているか: 引越し安心マークは、業者の信頼性や品質を示す重要な要素です。このマークを取得している業者は、適切なサービスを提供する事が期待されます。
・原状回復をしてくれるか: 原状回復は、引越し前の施設やオフィスの状態に戻す作業です。業者がこれを提供している場合、移転先のオフィスが順調に稼働できる状態に整えられます。
・不用品の処分をしてくれるか: 引越しに伴い不要になる物品の処分も考慮すべきポイントです。業者が不用品の適切な処理やリサイクルを行う事で、環境への配慮も示されます。
これらのポイントを基に、複数の業者を比較検討する事が大切です。サービス内容や料金だけでなく、信頼性や顧客の評判も確認し、法人のニーズに最適な引越し業者を選びましょう。
【6選】中小企業向けの事務所移転業者を比較
事務所移転業者の利用を検討している人の中には、どのような業者があるのか知りたいという人も多いでしょう。
ここでは、まずは中小企業向きの事務所移転業者をそれぞれ紹介していくので、参考にしてみて下さい。
1:メリー引越サービス
メリー引越サービスは、事務所移転を一本化して任せる事ができる事務所移転業者です。東京や神奈川を中心にサービスを展開しています。
引越し作業だけでなくLANの工事も依頼する事ができ、内装工事も任せられます。小規模な移転であれば費用も安く済むため、デスク10個程度の小規模な事務所移転におすすめです。
出典:会社概要|100円引越しのメリー引越サービス
参照:https://www.merry-hikkoshi.jp/corporate.html
2:アップル引越センター
アップル引越センターは、オフィスの引越しプランを提供している引越し業者です。OA機器、パソコン、大型家具の梱包、運搬作業などを依頼できます。
また、オプションサービスも豊富に提供しており、電話移設工事やLAN工事、電気工事、複合機や金庫などの重量物の運搬、梱包・開梱サービスなど、ニーズに合わせて選ぶ事が可能です。
出典:会社概要 | アップル引越センター
参照:https://apple-hikkoshi.jp/
3:日本運輸株式会社
日本運輸株式会社は、事務所移転以外にもさまざまなサービスを提供している引越し業者です。物件の紹介や家具の購入、原状回復や内装工事なども依頼可能です。
さらにアフターフォローも充実しており、不用品の買い取りや会社案内、名刺、案内状の作成なども一貫して依頼する事ができます。
出典:会社概要|日本運輸株式会社
参照:https://www.nippon-unyu.co.jp/company/outline
4:マイスター引越センター
マイスター引越センターは、企業の引越し実績が豊富な事務所移転業者です。事務所移転で必要になる移転先のレイアウト提案や引越しの各種手続きまで、サポートしてくれます。
事務所だけでなく店舗や工場、フロアー移動など、ユーザーのニーズや予算に合わせた引越しを行え、設備工事や内装工事なども請け負っている点が特徴的です。
出典:会社概要 | 引越しなら、単身・ファミリーからオフィス移転まで大阪の引越し業者[引越のマイスター]へ
参照:https://www.mistar.jp/company/
5:ZERO1引越センター
ZERO1引越センターは、格安でオフィスの引越しができる事務所移転業者です。単身者、家族での引越しの他に、法人のオフィス移転にも対応しています。
単身者や家族での引越しは手ごろな価格になっています。法人の事務所移転の場合、まずは見積もりを依頼しましょう。
出典:会社案内|ZERO1引越センター(ゼロワン引越センター)で低価格の引越を
参照:https://www.435501.jp/company.html
6:Okamura
Okamuraは、事務所の改装や移転を総合的にマネジメントしている事務所移転業者です。引越し業者ではなくオフィス構築ソリューションを提供している企業となっているため、設備工事や不用品の処分などの事務所移転で発生する全ての作業を任せる事が可能です。
また、Okamuraであれば、移転先のレイアウト作成だけでなくオフィス家具の提案や購入も可能となっています。
出典:株式会社オカムラ|会社概要
参照:https://www.okamura.co.jp/company/outline/
【6選】大企業向きの大手事務所移転業者を比較
ここまで中小企業向きの事務所移転業者を紹介してきましたが、企業規模が大きい場合、大企業向きの大手の業者を利用する必要があるでしょう。
ここでは、まずは大企業向きの大手事務所移転業者の比較をそれぞれ紹介していくので、参考にしてみて下さい。
1:アート引越センター
アート引越センターは、法人向けのオフィスパックを提供している大手引越し業者です。テレビCMでもよく目にする引越し会社で、法人向けパックでは事務所や店舗はもちろん、学校の移転にも対応しています。
不用品の買い取りも行ってくれるため、大規模な事務所移転で大量の什器や家具を廃棄しなければいけない場合にも安心です。さらに引越しの見積もりや事務処理を全てオンラインで完結できるなど、大手ならではの強みを持ちます。
出典:会社概要|引越しはアート引越センター
参照:https://www.the0123.com/company/information.html
2:アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社は、オフィスの引越しにも対応している引越し業者です。自社独自の教育制度を設けており、スタッフの質の高さに定評があります。
割引クーポンやリピーター割引、ANAやJALのマイルが貯まるなど、ユーザーに嬉しいサービスを提供しています。
出典:会社概要|引越しの事なら【アリさんマークの引越社】
参照:https://www.2626.co.jp/information/?PHPSESSID=28759562fd0887d3175061efb85e2b45
3:オフィスコム
オフィスコムは、事務所移転だけでなくオフィスのレイアウトデザインの依頼や家具の手配も依頼できます。
また、内装工事や設備工事の施工、原状回復も全てオフィスコムに依頼する事ができるため、コストを抑える事ができるでしょう。移転先の事務所のレイアウト検討に役立つライブショールームなども行っています。
出典:経営理念・会社概要|オフィスコム株式会社
参照:https://www.officecom.co.jp/company/profile.html
4:SGムービング
SGムービングは、SGホールディングスグループの事務所移転業者です。運輸業界での実績やノウハウを生かしたサービスを提供しており、小規模な事務所からビル、工場といった大規模な移転までサポートしています。
また、事務所移転だけでなくオフィス家具の販売、デザインなどを行っており、什器も廃棄するだけでなく新しい什器の手配までしてくれます。
出典:会社概要|SGムービング株式会社<SGホールディングスグループ>
参照:https://www.sagawa-mov.co.jp/corporate/profile/
5:サカイ引越センター
サカイ引越センターは、引越し作業以外のサービスも充実している大手引越し業者です。サカイ引越センターは法人向けのサービスを提供しており、オフィスや店舗、学校や病院などあらゆる規模の移転に対応しています。
アドバイザーがニーズに合わせたプランを提案してくれるため、安心して事務所移転を任せる事が可能です。事務所移転の企画から設備工事、内装工事、原状回復までしっかりサポートしてくれます。
出典:会社概要|【公式】サカイ引越センター 引越しの料金・費用の見積もりは引越しのサカイへ
参照:https://www.hikkoshi-sakai.co.jp/company/profile.html
6:ヤマトホームコンビニエンス
ヤマトホームコンビニエンスは、クロネコヤマトが提供する引越し業者です。法人向けのサービスとして事務所移転サービスを提供していましたが、現在は申し込みを休止しています。
ただし、コピー機や金庫といった重量物の輸送サービスも提供しているため、オフィス移転時に利用できます。
出典:会社案内|ヤマトホームコンビニエンス
参照:https://www.008008.jp/yhc/company/
事務所移転業者に依頼する際の流れは?
事務所の移転作業を業者に依頼する場合、どのような流れになるのか把握しておく必要があります。依頼する際の流れを把握しておけば、移転までスムーズにすすめる事ができるでしょう。
ここでは最後に、事務所移転業者に依頼する際の流れについて解説していきます。
事務所移転業者の選定
事務所移転業者に依頼する場合、まずは業者の選定を行いましょう。一般的な引越し業者の中には法人向けサービスを提供している業者が多いです。
また、オフィスレイアウトやデザイン、家具の販売などを行っている会社で事務所移転サービスを提供しているケースもあるため、さまざまな業者を比較して、自社のニーズとマッチする業者を選びましょう。
見積もりを依頼し、業者に依頼する作業範囲を決定
事務所移転業者を決めたら、見積もりの依頼を行いましょう。また、並行して事務所移転業者に依頼する作業範囲を決めていきます。
業者によっては、新しい事務所のレイアウト作成やオフィス家具、什器の購入、不用品の処分、原状回復、設備工事や内装工事といった移転で発生する作業を一貫して依頼できる業者も存在します。
ただし有料オプションのケースもあるため、予算も考慮しながら依頼する範囲を決める必要があるでしょう。
依頼手続き後、日時を予約してスケジュールを作成
事務所移転業者に依頼する作業内容が決まったら、続けて依頼の手続きを行いましょう。事務所移転の日時を予約し、具体的なスケジュールを作成します。
事務所移転は事務所の規模にもよりますが、8カ月ほどの期間が必要となるため、しっかりとスケジュールを立てて準備を進めていく事が大切です。
廃棄物や必要な物のリストを作成
スケジュールを作成したら、廃棄物や必要なもののリストを作成しましょう。業者にもよりますが、移転物品や残留物品、廃棄物などのリストを作成しておくと、業者もスムーズに動く事ができます。
また、自社で梱包などの作業を行う場合は、移転当日までに完了できるように準備を進めていく必要があります。
自社に合った事務所移転業者を探してみよう
事務所を移転する場合は、事務所移転業者が提供しているサービスの内容を比較して、自社に合った業者を選ぶ事が大切です。
ぜひ本記事で紹介した事務所移転業者を利用するメリットやデメリット、中小企業向き、大企業向きそれぞれのおすすめの事務所移転業者を参考に、事務所移転について理解を深めてみてはいかがでしょうか。